ハロプロの新人・BEYOOOOONDSの高瀬くるみは「緊張しすぎて、息が震えちゃう」と大先輩を前にして恐縮しきり。一方、つばきファクトリーの小方リサは「私たち、つばきファクトリーはBerryz工房の魂を受け継いだグループ。ここに出なくてはいけない存在」と内に秘めた闘志を剥き出しにした。
また、Tokyo Flamingoの岩崎夢生は街中で夏焼に偶然会って声をかけたエピソードを披露。あまりにも岩崎のビジュアルが徳永千奈美に似ていることから、興奮した夏焼がその場で徳永とテレビ電話を繋いだという。
イベントは大盛り上がりのまま、最後のナンバー『スッペシャル ジェネレ〜ション』に突入。断るまでもなく、Berryz工房の不朽の名曲だ。「ス!」「ぺ!」「シャ!」「ル!」というファンの大コールが夕方のお台場に響き渡っていく。この感動は二度とない瞬間である!
デビュー当時、小学生メンバーが中心だったBerryz工房。年端もいかない少女たちが『あなたなしでは生きてゆけない』のクールなトラックに乗せて歌う様子はあまりにも前衛的で、多くの者に衝撃を与えた。Berryz工房がきっかけとなりアイドルファンになった者は数多くいるし、今なおBerryz工房を信奉するアイドルも多い。
イベントが大盛況に終わったことに気をよくした夏焼は、「ぜひ次はメンバーを増やしたいですね」と第2回の開催を示唆。満面の笑みを浮かべながらステージを降りる彼女に対し、「Berryz最高!」という“あの頃”と変わらぬコールが鳴り響いた。