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UPDATE|2023/09/14

いよいよ最終話、『VIVANT』絶体絶命の乃木はどうなる?ついに明かされる全ての真相

『VIVANT』予告(公式YouTubeより)

TBS系「日曜劇場」で放送されている『VIVANT』(TBS系)。9月10日(日)に放送された第9話では、テントが土地を購入する理由が明かされ、ノゴーン・ベキ(役所広司)の凄惨な過去が描かれた。(以下、これまで放送されたドラマのネタバレを含みます)

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テントが広大な土地を購入するのは、地下に半導体の原料であるフローライトがあるためだった。フローライトを販売すれば大きな収益になり、孤児院を増やして貧しい人たちに富を分配できる。ベキにはバルカ共和国の平和を実現し、人々を幸せにしたいという強い想いがあった。そのためにテロ行為を請け負って資金を集め、土地を購入していたのである。

また、テントの最終標的が日本であることについて乃木(堺雅人)が尋ねると、ベキは完全に否定。テントが日本でテロ行為を計画しているという噂が一人歩きしていただけだった。つまり、テントは別班が国防のために警戒するほどの組織ではなかったと言える。

土地購入のためにテロ行為を請け負っていたが、毎回被害が最小限になるように調整していたという。最小限とはいえ被害者がいるため、テントが善の組織とは言い難いが、悪の組織とも断言できない。テントは正義のために犯罪行為を行うという、ある意味別班と類似した組織だったのだ。

テントの実態と同時に、ベキの凄惨な過去が改めて明らかになった。ベキは公安の諜報部員としてバルカ共和国に潜入していたが、内乱に巻き込まれ、公安に見捨てられた。妻の明美(高梨臨)は亡くなり、息子の乃木は行方不明。

そんな状況で絶望していたある日、赤ん坊のノコル(二宮和也)に出会う。ベキはノコルを自分の息子として育て、孤児のために働くことを決意したのであった。ベキを内乱から救ったのは、テントの幹部であるバトラカ(林泰文)だった。その後ピヨ(吉原光夫)とも出会い、テントを結成。孤独だったアディエル(Tsaschikher Khatanzorig)をベキが救ったことも分かった。


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