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UPDATE|2023/12/01

『ブギウギ』茨田りつ子(菊地凛子)の歌声に圧倒されるスズ子、SNSでも「再現度が高い」と話題に

とある小劇場・舞台にて。ステージで歌う茨田りつ子(菊池凛子)。 写真◎NHK

趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第45回が1日(金)に放送され、スズ子(趣里)が茨田りつ子(菊地凛子)のコンサートへ。茨田の歌唱シーンに多くの注目が集まった。

【写真】ステージで歌う茨田りつ子(菊地凛子)、ほか『ブギウギ』第45回場面カット【5点】

梅丸楽劇団が解散し、何をするでもなく過ごしていたスズ子。目標を見失い、これからどうしようかと思い悩んでいた。そんなとき、辛島一平(安井順平)からもう一度大阪で歌わないかと声を掛けられる。しかし、大阪でも戦争の影響で思うように歌えないと聞いていたスズ子は、答えを出せずにいた。

そんなとき、スズ子は羽鳥善一(草彅剛)の計らいで茨田りつ子のコンサートに行くことに。会場に足を踏み入れると、豪華なシャンデリアに美しい照明、舞台上には楽団員が並んでいる。まるで別世界のような空間に、スズ子は息をのんだ。すると、紫のドレスに身を包んだ茨田が堂々と現れ、警察の目を気にすることなく「別れのブルース」を歌いだした。

意志の強さを感じる歌声と視線、凛とした立ち姿で警察官すらも虜にする茨田。スズ子はすっかり視線を奪われ、ステージ上の茨田をじっと見つめた。終演後、茨田の楽屋を訪れたスズ子は「凄く良かったです、感動しました」と思いを伝える。すると茨田は「当たり前でしょ、こっちは楽団抱えてんのよ」と歌手という仕事への誇りをあらわにした。

コンサートの帰り道、スズ子は伝蔵(坂田聡)の屋台で、酔っぱらった梅吉(柳葉敏郎)を発見。そこで伝蔵から、梅吉が逮捕されたのは、屋台の客にスズ子の悪口を言われて腹が立ち、突っかかってしまったからだと聞かされる。事実を知ったスズ子は、梅吉と腹を割って話し合い、ツヤ(水川あさみ)のためにも歌い続けることを決意。自分も茨田のように楽団を持つと決め、梅丸楽劇団でトランペットを吹いていた一井(陰山泰)をスカウトする。

茨田のコンサートをきっかけに自らの進む道を取り戻したスズ子。視聴者からは「茨田さんは辛辣だけどいつもスズちゃんの背中を押してくれる」「あの時代に自分を貫き通す覚悟を決めて歌い続ける茨田りつ子さんすごすぎる」「別れのブルースの再現度が高い」などの声が集まった。

また、第10週に向けて人物相関図が更新され、小雪、水上恒司、えなりかずきなど、新たな登場人物に期待を寄せる声も多く見られた。

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