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UPDATE|2023/12/30

『遊☆戯☆王』『呪術廻戦』…声優・津田健次郎の知名度急上昇のきっかけ

発売から1カ月を待たずに重版が決定した『津田健次郎 写真集「ささやき」』(講談社)

俳優としても声優としても豊富なキャリアを築く津田健次郎が、ここ数年でさらに注目度が高まっている。特に声優としての活躍は目覚ましく、最近はアニメファンだけでなく一般層にも名前が広まっている印象。いったい何がきっかけで、声の仕事がここまで評価されるようになったのだろうか。

【関連写真】『トリリオンゲーム』新重要キャラクターとして登場した津田健次郎

アニメファンから見た津田といえば、もともと『遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ』シリーズの海馬瀬人役として有名だった。また2001年から放送されたアニメ『テニスの王子様』の乾貞治役で、多くの女性ファンを獲得。基本的に低音ボイスに定評のある声優だが、『TIGER & BUNNY』(NHK総合テレビ)のネイサン・シーモアをはじめとする個性的な役柄も数多く演じてきた。

そんな彼は最近になって、アニメだけでなくテレビ番組などにも引っ張りだこに。さらには10月13日に発売された写真集『ささやき』も、1カ月足らずで重版が決定するほど好評を博している。ある意味、今一番売れている男性声優と言っても過言ではないだろう。

やはり確かな演技力と甘いルックスを兼ね備えているところが人気の理由なのかもしれないが、それだけでは一般層にまで名前が知れ渡るのは難しい。津田がここまで有名になったのには、何か理由があるはずだ。

例えば最近で言うと、津田は2020年10月にスタートして大ヒットした『呪術廻戦』(TBS系)に、七海建人役として出演している。同作は『鬼滅の刃』ブームでアニメを見始めた層も取り込む形でヒットしたように思えるので、その流れで津田の名前も世間に広がったと考えられるかもしれない。

しかし津田はアニメ『呪術廻戦』が始まる頃には、すでに一般層にも認知されていた印象。彼がブレイクしたきっかけは、もっと前にありそうだ。


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