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UPDATE|2023/12/28

5分に詰め込まれた濃厚な人間ドラマ…ハンカチ無しでは見られない“泣けるMV”6選

Every Little Thing『恋文』Official Music Video(YouTubeより)

感動できる動画コンテンツはドラマや映画だけではない。数あるMusic Videoのなかには、わずかな尺でありながらも、人々の涙腺を刺激する作品が数多く存在する。今回ご紹介する6つの“泣けるMV”で、心のデトックスを行ってみてはいかがだろうか。

【別カット3点】JUJU『東京』、クラムボン『幸せ願う彼方から』ほか泣けるMV

まずペットを家族に迎えた人におすすめしたいのが、シンガーソングライター・優里が歌う『レオ』のMV。同楽曲は彼の1stアルバム『壱』に収録された楽曲で、愛犬から飼い主への思いを“犬目線”で歌った歌詞が話題となった。過去に『ラヴィット!』や『この歌詞が刺さった!グッとフレーズ』(いずれもTBS系)などの番組で紹介されているので、耳にしたことがある人も多いのではないだろうか。

そんな同楽曲のMVは、愛犬と飼い主の絆を描いた映像作品。子どもの頃に愛犬と出会い、高校生となり、大人になって結婚する女性の半生が、ホームビデオのような映像で描写されていく。

『レオ』のMVは愛犬家だけでなく、さまざまなペットを飼っている人々の心に響き、YouTube公式チャンネルでの再生数は12月9日時点で約4700万再生に達する勢い。また歌詞の字体の変化で女性の成長を表現する細かい演出なども、映像作品としての魅力を引き立てている。

お次は、2018年に発売されたJUJUの36th Single『東京』。“東京”というタイトルの曲は大体名曲という説もあるが、JUJUの『東京』も例に漏れず名曲だ。そして同楽曲のMVは、父と娘の別離を描いた物語。娘は父と対立して家を飛び出し上京するが、その矢先に父が病で入院してしまう。それを聞いた娘は急いで病院に駆け付けるも……といった内容となっている。

ちなみにこのMVの主演女優や監督、プランナーは、みな若くして父親を亡くす経験をしていたという。楽曲自体は一見、男女の悲恋をテーマにしたような歌詞なのだが、父と娘の物語として再解釈することで、新たな意味が加わっている印象だ。


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