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UPDATE|2024/01/12

元空港勤務の“あざとかわいい”レースクイーン・佐々木萌香「漫画誌を一通り表紙ジャックしたい」

佐々木萌香 撮影/荻原大志

空港のグランドスタッフからレースクイーンへ華麗な転身を果たし、「あざとかわいい」と人気急上昇中の佐々木萌香。2023年は「初のCM出演」「初の写真集発売」「初のドラマ出演」など初めてづくしの1年となったが、意を新たに2024年以降のさらなる飛躍を誓った。

【写真】“あざとかわいいレースクイーン”佐々木萌香の撮りおろしカット【10点】

「実は去年、東京ドームでビールの売り子も始めてみたんです。会社からは『仕事の内容も大変だし、スケジュール的にも難しいんじゃない?』って反対されたんですけどね。可愛いお仕事をやってみたいという自分の想いを曲げられなくて(笑)」

だが、球場のビール売り子は、まぎれもなく肉体労働である。しかも競争はシビアで、毎日売上ランキングが発表されるシステム。佐々木自身は出勤率が高くなかったため、最初から上位に食い込むことを目指していなかったが、「普通の大学生とかもバチバチ闘志を燃やしていて圧倒されました」と大きな刺激を受けたようだ。

「もともと可愛い女の子が好きなんです。ビール売りも求人サイトで自分で見つけてきましたし、レースクイーンも恰好が素敵だしカッコいいなと昔から憧れていました」

そんな佐々木の前身は空港のグランドスタッフ。異色な経歴だが、グランドスタッフになりたいと思ったのは高校生のときだった。

「親戚が住んでいたアメリカに遊びに行ったのがきっかけです。初めて飛行機に乗ったんですけど、空港特有の多国籍な雰囲気が好きになっちゃったんですよね。それに加えて、制服姿のお姉さんを見て『私も着てみたいなぁ』と思いまして(笑)」

道を決めたら、まっしぐらに進むというのが佐々木の一貫した姿勢だ。空港業務系の専門学校を卒業後、当初からの目標通りの航空会社への就職を決める。しかし、実際の羽田空港での職務は想像を絶する激務だった。国内線担当ではあっても、もちろん英語力は必須。なによりも閉口したのは、搭乗時刻に遅れた乗客が逆ギレしてグランドスタッフの胸倉を掴むという修羅場が毎日のように展開されていたことだった。

「それに加えて絵に描いたようなオンナの職場でしたね。髪型も厳格に決められていて、基本はシニオンか夜会巻き。あるとき私は前髪を短く切りすぎちゃったことがあって、流せないし良かれと思って前髪につけるウィッグをして出勤したんですよ。

そうしたら直属の上司から呼び出されて、搭乗ゲートがあるお手洗いのところで『なんでそんなことしてきたの! 今すぐ外して!』とかすごい剣幕で怒鳴られて……。仕方ないから、そのままゴミ箱に捨てました。あれ、わりと高かったんだけどな(苦笑)」

AUTHOR

小野田 衛

CREDIT

撮影/荻原大志


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