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UPDATE|2023/12/26

会えるAIグラドル・パピコ、覚悟を決めて挑んだ写真集「セクシーさを意識して肌感と表情にこだわった」

パピコ 撮影/田中健児

SNSに投稿するグラビア写真が評判を呼び、あどけなさの残る端正な顔立ちと非の打ちどころのない二次元級ボディから「令和最強の会えるAI グラドル」と称され、「ミスヤングアニマル2022」グランプリにも輝いたパピコ。12月1日に発売した1st写真集『a/i/o』(KADOKAWA)では、温泉で一糸まとわぬ姿を披露するなど、これまでのイメージを覆すセクシーな一面や、親しみのある素の表情も垣間見せた。写真集に向けて行ったボディメイク、自身の考える女性のエロティシズムについて語ってもらった。

【写真】1st写真集では新境地、パピコの撮り下ろしカット【11点】

グラビア撮影に向けてのボディメイクは、基本的に食事制限のみで行っている。

「日頃から、タンパク質を多く食べて、炭水化物を控えるという食生活をしていますが、グラビア撮影の1週間ぐらい前から、お米やデザートには一切口をつけません。もちろん大好物のパピコも我慢します(笑)。その分、いつもよりお肉の量を増やすんです。ステーキだったら絶対に300グラム以上をオーダーします。そうするとストレスも溜まりません。過去に雑誌の表紙撮影で気合いを入れて、断食と脱水をしたんです。もともとサウナが好きなので、なるべく水分を取らず、ボクサーみたいにめちゃくちゃな水抜きをしたんです。

確かに体は綺麗に仕上がって、腹筋のラインも出たんですが、肌が乾燥しちゃったんですよね。健康的というよりは、こけたような印象で、衣装にも合ってない痩せ方をして。かわいらしいフレッシュさが欲しいのに、おなかの線もバキバキに入ってしまった。しかも撮影の翌日は40度の高熱が出て倒れたので、体力も消耗していたんですよね。今回の写真集は一番良いコンディションじゃないとダメだと思ったので、ちゃんと食べて、寝て、サウナに行きつつ、水分補給もして、健康面に気を使いました」

体質的に筋トレをしなくても、水分を抜いただけでスタイルはキープできる。しかし、写真集の撮影を経験したことで、ボディメイク面での欲も出てきた。

「三日間、食事のメインをタンパク質にして、水分を抜くだけでシックスパックになるんです。でも完成した写真集を見ると、もっとこうしたいという欲や課題も見えてきました。具体的に言うと、今よりもお尻を上向きにしたいですし、もっともっと自分に磨きをかけていきたいです」

写真集ではセクシーさと大人っぽさを意識して、露出度もスタッフと協議を重ねた。

「写真集を見たファンの方から、『エロいとか、かわいいとかより、まず一言目に“美しい”という言葉が出ました』といったうれしい言葉をたくさんいただいています。私自身、胸がバーン、お尻がバーンって感じのダイレクトな表現より、露出度は高くても、深みのある芸術的なエロティシズムが好きです。着衣による美しさもありますけど、今回の写真集では丸ごとの自分をそのまま見せたかった。

社長にも、『覚悟を決めて今回の写真集に取り組むので、作品のためなら肌も出します』と伝えたら、『そこまで出さなくてもいいだろう』と止められて(笑)。確かにストレートにやってしまうと、ただのエロ本になってしまう。見えないからこそ気になったり、想像をかきたてたりするものだから、そこのバランスはスタッフの方も交えて、長い時間をかけて決めていきました」
AUTHOR

猪口 貴裕


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