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UPDATE|2024/04/06

会社員✕グラビアの二刀流、絃花みき「副業OKの会社で今日も半休を取ってきました」

撮影/松山勇樹


――一ファンとしてコスプレイヤーのイベントにも参加していたそうですね。

絃花 ちょうど有名コスプレイヤーさんがグラビアに転身するのが流行っていた時期だったんですけど、桃月なしこちゃんは看護師をやっていた頃から大好きで、よくイベントに足を運んで、認知もされていました。ゼロイチファミリアさん主催のイベントもマメにチェックしていて、なしこちゃんが雑誌の表紙を飾ったときの記念イベントにもサインを貰いに行きました。

――他には誰のイベントに行っていたのでしょうか。

絃花 同じゼロイチさん所属だと林ゆめちゃん。同じ年というのもあって憧れの存在でした。トリンドル玲奈さんなど、ファッションモデルさんのイベントにも行ってました。

――大学卒業後は管理栄養士として働いていたそうですが、どういう経緯で目指したんですか?

絃花 今お話しした通りモデルさんが好きだったので、芸能人さん専任の栄養コンサルタントを、フリーランスの管理栄養士としてやりたいなと思っていたんです。とはいえ芸能の経歴とかがないと繋がりができるのも難しいなと思って、保育園に就職して。会社員になってからも並行して趣味のコスプレは続けていました。

――管理栄養士時代にSNSに投稿した写真がバズったそうですが、どんな写真だったんですか。

絃花 由比ガ浜に行ったときに、友達が撮ってくれた水着の写真を上げたら、それがめちゃくちゃバズったんです。フォロワー数100人もいないぐらいの個人のプライベートアカウントなのに、いいねが5000ぐらい付いて。まとめサイトにも転載されて、一般人だったので、めっちゃ怖かったんですよ。それをきっかけに、いろんな芸能事務所からメッセージを通じて声をかけていただいて。でも怪しい人たちかもしれないと思って、最初は無視を決め込んでいました。

――どうして気持ちが変わったのでしょうか。

絃花 ワンエイトさんだけは何度もメッセージをくれて、「怪しい者ではありません」と名刺の写真も添付されていました。だったら1回ぐらい会ってみるかと思って、写真がバズって半年後ぐらいに会うことにしたんです。

――実際に会って話を聞いて、すぐにグラビアをやってみようと?

絃花 すぐには決断できませんでした。というのも友達にグラビアをやっていた子がいたんですけど、あんまりグラビアのお仕事が合わなかったみたいで、良いイメージを持っていなかったんです。それを聞いて躊躇しました。そこまで私もやる気があった訳でもなかったですし。あとは周りの反応が怖かったんです。

――周りの反応というと?

絃花 会社員だったので、職場の同僚や友達など、身近な人からどう思われるのかが気になりました。でも友達に相談したら、「若いうちしかできないことだからやってみたほうがいいよ」という意見が意外に多くて。同僚も「今しかないよ」と肯定してくれたんです。それにグラビアを始めたら、もともと自分がやりたかった芸能人の栄養コンサルタントにも繋がる可能性があるかもと思って決断しました。
AUTHOR

猪口 貴裕


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