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UPDATE|2024/03/28

保育士からグラドルレイヤーへ…紅羽りお「高校時代は男装メイン 18歳から水着写真を上げるように」

撮影/松山勇樹

透明感のあるルックスと、均整の取れたスレンダーボディーを活かしたコスプレに定評のある人気コスプレイヤーの紅羽りお。キャラクターコスプレ、オリジナルコスプレ、制服、競泳水着など、様々な衣装を見事に着こなし、Xのフォロワー数は23万人を超える。“女子大生コスプレイヤー”から保育士を経て、現在はマンガ誌のグラビアを飾るなど、着実に活動の場を広げている彼女の軌跡に迫る。(前後編の前編)

【写真】スレンダーなスタイルでグラビアでも活躍、紅羽りおの撮り下ろしカット【12点】

コスプレとの出会いは中学3年生の冬。きっかけは“偶然”だった。

「昔からアニメが大好きで、『黒子のバスケ』のグッズが欲しくて、一人でアニメイト池袋本店に行ったんです。ネットで検索しながら行ったら、着いたのは旧本店で、何も知らずに中に入ったら、『ACOS』というアニメイト系列のコスプレのお店に替わっていました。そのときに初めてコスプレの存在を知ったんです。

すごく人見知りで、一人で行動するのも苦手だったので、誰にも話しかけることができず、すぐにお店は出ました。その後、無事にアニメイト池袋本店に辿り着いて、お買い物はしたんですけど、コスプレの衣装が気になって、家に帰って調べました」

かわいい女の子が好きで、女性キャラクターのフィギュア収集が趣味だった。ACOSで衝撃を受けて、コスプレについて調べていくうちに、かわいい女の子を愛でるだけではなく、自分自身もアニメのキャラクターになりたいと思った。

「ちょうど誕生日が近かったので、お母さんにACOSで見たコスプレ衣装について報告して、私もやってみたいと誕生日プレゼントはコスプレの衣装とウィッグを買ってもらいました。お母さんは私のために、『このアニメが好きそうだから』とお願いしていないのにアニメを録画してくれるぐらい理解があって。それがきっかけに深夜アニメにもハマりました。だからコスプレ衣装とウィッグも買ってくれましたし、カラコンの入れ方も教えてくれました」

買ってもらった衣装は『境界の彼方』の栗山未来。初コスプレだったが、ただ着るだけでは満足できず、それまで一人行動が苦手だった自分からは想像もつかない行動に出る。
AUTHOR

猪口 貴裕


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