──そもそも高校在学中から劇団の活動を始めていたのに、どうして進学をしようと思ったんですか?安倍 当時は劇団の中でもあまり目立たなくて、最初はユニットみたいなものがあったんですけど、それにも選ばれなかったんです。そのユニットが大々的に活動すると聞いていたので、自分は後ろのポジションだから、そんなに仕事もないのかなと思っちゃって。それで1本でやるにはリスクがあるなと思って進学しました。
──ユニットに選ばれなかった時は相当悔しかったですか?安倍 悔しかったですね。泣きましたもん。その後も、ユニットメンバーは楽屋が別だったり、優先的にスタイリストさんやメイクさんがついいたりされる日がありました。
──その悔しさが原動力になったんじゃないですか。安倍 それはありました。ただユニットの活動がなくなって、それぞれが舞台に出たりだとか、音楽活動をする子もいたりだとか。私だったらグラビアとか、個々で居場所を見つけるようになったんです。私自身、『オオカミくん』(※AbemaTVの恋愛リアリティショー『オオカミくんには騙されない シーズン3』)に出たことで、劇団の中で1番フォロワー数が多くなって、それまで悔しい思いをしていたから、「よっしゃ!」と思いました(笑)。
──それで安倍さんの劇団内での居心地も変化しましたか?安倍 だいぶ変わりました。
──劇団内の雰囲気は徐々に変わっていったんですか?安倍 そうですね。あと女性だけの劇団じゃなくて良かったなと思います。女性同士だとねちっこい関係性みたいなイメージですけど、男女いることで派閥とかもないですし、お互いの意見も言い合えますし、団結力があるんですよね。
▽安倍乙
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@abeoto0118※インタビューの3回目は23日(月)午前6時公開予定です。