2015年1月に結成、3月にグループ名が付けられた世界基準アイドル・わーすた。今月25日に5周年を記念した自身初のベストアルバム『わーすたBEST』の発売も控える彼女たちが、この5年間に起きた大事件を語る。
──今回はわーすたの5年間の歴史の中で起こった、今だから話せる重大事件を1人ずつ教えていただきます!
坂元 これ言っていいのかな……。『完全なるアイドル』(16年発表、メジャー1stシングル)のリリイベをしているときの話なんですけど、いつもはスタッフさんが衣装を管理してくださってるんですね。でもその日だけメンバーが自己管理することになって、自宅に持って帰ってたんですよ。で、次の日にリリイベがあるので部屋の目立つところに2つのハンガーに掛けておいたんですけど、当日急いで家を出たのでハンガーを1コしか持って行かなくて(笑)、衣装の上(上半身)を忘れてしまったことがあります!
──ええっ! それでどうやってイベントに臨んだんですか?
坂元 会場がショッピングモールだったのでスタッフさんが急遽お店で似てる素材の服を買って縫ってくれたりして、ファンの方にギリギリバレないだろう格好で(笑)、ステージに立つことができました。
廣川 葉月の衣装は胸元に熊の顔が付いてたんですけど、そのパーツを持ってきてなかったら終わりだったよね。
小玉 あと、このときだけはたまたま衣装の布が少なくて良かったね。
坂元 (小声で)そうねぇ……。
松田 私は結成当初の話なんですけど、お仕事に行くために最寄り駅まで歩いてたんですよ。そしたら真上から何かがパーン! って聞こえるくらいどストライクに頭の上に落ちてきて。最初「何だろうなぁ」って思ってたら鳥のフンで、軽く臭いもしてきたのでヤバイなぁってなりました。
──頭に鳥のフンですか(笑)。何のお仕事に行こうとしてたんですか?
松田 ミーティングか何かだったのでお客さんの前に出る仕事ではなかったんですけど、ショックで泣きそうになりながら1回家に帰りました。
──帰っちゃったんですか(笑)。
松田 結構しっかり頭に落とされてさすがにフンを付けたままじゃ行けないと思ったので(笑)。マネージャーさんに電話して「頭にフン落とされたので1回シャワー浴びてから行きます」って言いました(笑)。
──4人はこのことを覚えてます?
坂元 なんとなく覚えてますけど、そんな気にしてなかったですね(笑)。
廣川 バカバカし過ぎて「何言ってんだよ」って思ったよね(笑)。
坂元 今まで服に付いたと思ってました。頭にフンが落ちてたとは知らなかったので「意外と時間かかるんだなぁ」と思いながら(松田)美里を待ってた記憶があります(笑)。