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UPDATE|2021/03/06

「ファミレスのコックから議員秘書へ」日本維新の会・馬場幹事長の意外な経歴

左から馬場伸幸、井上咲楽 撮影/荻原大志



馬場 そう。そこで3年間、コックさんをやって調理師免許も取らせてもらい、でも、夢のためにはそろそろ別の社会勉強をした方がええんちゃうかな? という気がしたんやね。それで、親に相談したわけです。

井上 高卒から3年ですから、21歳ですよね。

馬場 そうやね。井上さんは今、いくつ?

井上 21歳です。

馬場 ほなら同じ頃やね。

井上 その社会勉強が政治の世界につながるんですか?

馬場 実家が商売をやっているもんやから政治家さんも出入りしていたので、親が「息子が社会勉強したいと言っている」と相談したら「それやったら、ある政治家が秘書を募集しているから、息子をいかせてみたら」と言うてくれたわけね。

井上 おー。

馬場 ところが、当時の僕いうたら衆議院と参議院の違いも、国会議員が何をしているのかもよう分からへん。そんなんで秘書できるかな? 思うて、その声をかけていただいた方に直接お会いして、「僕こんなんですけど、できますか?」言うたら、「できるかできないかは努力次第」と。ならやってみよう、と中山太郎先生(大阪出身の元衆議院議員。衆参合わせ、41年間国会議員を務め、外務大臣などを歴任)の秘書にならせていただいたんです。

(取材・文/佐口賢作)

▽井上咲楽(いのうえ・さくら)
1999年10月2日生まれ、栃木県出身。A型。『アッコにおまかせ!』(TBS)、『おはスタ』(テレビ東京)、『サイエンスZERO』(NHK Eテレ)などに出演中。2020年末の番組でトレードマークの眉毛をカットし大きな話題を呼んだ。
Twitter:@bling2sakura

▽馬場伸幸(ばば・のぶゆき)
1965年1月27日生まれ、大阪府出身。日本維新の会所属・衆議院議員。20年間、堺市議会議員を務めた後、2012年の衆議院議員選挙で初当選。日本維新の会の幹事長、選対本部長を務める。
CREDIT

取材・文/佐口賢作 撮影/荻原大志


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