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UPDATE|2021/04/10

歌うコスプレイヤー・倉坂くるる 私服インタビュー「1日24時間じゃ足りない!」挑戦の日々

倉坂くるる 撮影/松山勇樹



――今でこそコスプレイヤーが一般の雑誌に出たり市民権を得ていますけど、少し前まではそうではありませんでした。

倉坂 今ほどSNSも普及していなかったし、昔はmixiとか閉ざされた世界で発信していたので外に広がらなかったんですよね。

――そこから倉坂さんはコスプレを軸に「何でも屋さん」にシフトしていった、と(笑)。

倉坂 「コスプレイヤーで有名になって、いつかは女優に」みたいな夢はまったくなかったし、コスプレは好きで始めたことだから、他にも好きなことはとにかく挑戦してみようと思って活動していくうちに「いろんなことをやる人」になっていました(笑)。でも歌もお裁縫も好きだし全部楽しいので、もっと時間があればいいのにって思います。「1日24時間じゃ足りない!」と。とはいえ、いろんなことに手を出しているから逆に「これ!」という強みがないのが悩みでもあるんですけど。「歌うコスプレイヤー」と名乗っていても、最近はコロナ禍の影響で全然ライブもできなくて。

――やはりコロナ禍の影響はコスプレ界にも影を落としていますか。

倉坂 はい、大打撃だと思います。ファンの人に向けた小規模なイベントは結構行なわれていますけど、不特定多数の目に留まるコミケのような大きなイベントが最近全然ないので、業界全体の士気も下がり気味なのかな、って。

――だからこそ今はSNSでの発信が重要になってきているのでは?

倉坂 だと思います。私も去年の7月くらいから17LIVEで配信を始めました。「ファンの方に全然会えないから」と思って始めてみたら、そこで新たにファンになってくれた人もいてうれしかったですね。

【後編はこちら】「昔はすっごいギャルだったんです」

▽倉坂くるる
『歌うコスプレイヤー』として、歌手としても活動。多彩の才能を持ち、YouTubeなどマルチに活躍している。
Twitter:@Kururu_45
Instagram:kurasaka_kururu
AUTHOR

左藤 豊


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