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UPDATE|2021/04/10

歌うコスプレイヤー・倉坂くるる 私服インタビュー「昔はすっごいギャルだったんです」

倉坂くるる 撮影/松山勇樹



――ちなみに裁縫も好きだとおっしゃっていましたが、コスプレ衣装を自作するのはとても地道で大変な作業だと思うのですが。

倉坂 大変です。完全に「苦」です! でも衣装を作り上げてトルソーに着せる瞬間がたまらなく楽しいんです! 自分で着るよりトルソーに着せているほうが楽しいかもしれない(笑)。そこで味わえる達成感が病みつきなんですよね。だから、大変ではあるけど「今頑張れば、あの快感が……!」と思いながら頑張っています。

――(笑)。倉坂さんが思う、コスプレイヤーをやる醍醐味というと?

倉坂 同じ趣味の友達が増えること! 学生時代の非オタの友達にはできないようなオタクな会話ができる仲間がたくさん増えたことがとてもうれしかったし、それが一番の醍醐味かな? コスプレに限らず執筆や二次創作をされている方は皆さんそうだと思います。

――「同志」みたいな仲間が増えていくわけですね。

倉坂 そうです。情報共有ができたりしてありがたいし、あとコスプレってニッチな趣味じゃないですか。そういう人って性格もニッチというか、個性的で面白い人が多いんですよ。普段はお堅い職業に就いているけど推しについて語らせたら論文くらいの文字数をLINEで送ってくる人とか、すごくきれいなコスプレイヤーさんなのに見た目とは裏腹に部屋の中は衣装の山で大変になっていたり、結構変な人にいっぱい出会いました(笑)。でもそんな楽しい人たちと出会えたのはコスプレをやっていたからだな、って思います。

――では最後に、倉坂さんが今後やってみたいことは?

倉坂 やりたいことはあり過ぎるんですけど、アニメの公式コスプレイヤーになってアニメとコラボした公式グッズが出せたら、アニメファンとしてはめちゃめちゃうれしいです。そして、アニソンが歌えたら一番うれしい! そのキャラのコスプレをしてイベントに出てアニソンを歌えたら、と思っています。

【前編はこちら】「1日24時間じゃ足りない!」挑戦の日々

▽倉坂くるる
『歌うコスプレイヤー』として、歌手としても活動。多彩の才能を持ち、YouTubeなどマルチに活躍している。
Twitter:@Kururu_45
Instagram:kurasaka_kururu
AUTHOR

左藤 豊


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