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UPDATE|2023/01/24

吉本実憂が『ドラ恋』で得た気づき「感情をより深く作り込まないと顔に全部出ちゃう」

吉本実憂 撮影/田中健児



──最後に、今年お仕事やプライベートでやりたいことを教えてください。

吉本 もう私はお芝居をやれていたら、作品を作り続けられていたら幸せですね。それはニューヨークに行って、死ぬほど感じました。だからお芝居に関わることや、良い影響をもたらすいろんな表現を学んでいきたいです。シンガーソングライターの役などがいつ来てもいいように歌やドラムもちゃんと始めたいし、あとはアクションですね。闘いが好きなので(笑)。最初はリアルアクションを学ぶことが入口だったんですけど、ちょっとした感覚や間合いで見え方が変わってきたり、生きるか死ぬかの世界で闘う気持ちを持つということが想像以上に奥深くて。ただキレイなだけじゃないリアリティのあるアクションをやりたいなと思ったので、これからもどんどん極めていきたいです。

──戦いが好きというのはどういう感覚なんですか(笑)?

吉本 なんか本能的なんですよね。動物でもトラとかホワイトタイガーとか、ああいう動物って本当に自分の肉体すべてを使って戦うじゃないですか。獲物が獲れなかったら死んじゃうし、獲れたら生き抜けるという、その本能的な部分がすごく好きなんです。なのでスパーリングとかしているときが一番解放されて、素直な時間なのかもしれないです。

──お話を聞いていると、今は何をやるにもお芝居が繋がることや演技をよくするために何かをする、という意識が強いんですね。

吉本 そうですね、お芝居に繋がらないと多分やる気が出ないです。私を芸能界に勧めてくれたお母さんに感謝です(笑)。

──プライベートでやりたいことはありますか?

吉本 バッティングを極めたい! 最近バッティングにハマっていて110キロは打てるんですけど、120キロ、130キロとちゃんと正確に打てるようになりたいんです。まだホームランの的に当てたことがないので、今年は当てたいです。

──本当に体を動かすのがお好きなんですね。

吉本 気持ちが落ち込んでいたわけではないのですが、体調がずっと悪かった時期があって。「なんでだ?」と思いながら久々にアクションの練習に行ったら、すごく元気になったので「あ、動いてないとダメなんだ」と気づいたんですよね。だからバッティングも頑張ります(笑)!

(取材・文/東海林その子)

▽吉本実憂(よしもと・みゆ)
1996年12月28日生まれ、福岡県出身。
「第13回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞し芸能界デビュー。2014年7月に『獣医さん、事件ですよ』でテレビドラマ初出演し、女優として歩み始める。代表作は『クズの本懐』『レディ in ホワイト』『HiGH&LOW THE RED RAIN』など。
Twitter:@MiyuYoshimoto
Instagram:miyu_yoshimoto_official

▼information
音楽朗読劇「星の王子さま Le Petit Prince~きみとぼく~」の1月28日(土)に木戸大聖とともに出演。
詳細(https://lepetitprince23.peatix.com/)
CREDIT

取材・文/東海林その子 撮影/田中健児 撮影協力/BAROOM(〒107-0062 東京都港区南青山6-10-12 1F)


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