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UPDATE|2023/08/16

会えるAIグラドル・パピコ、「コンプレックスを武器に」紆余曲折で見つけた“グラビア”の道

パピコ 撮影/田中健児


──「ミスヤングアニマル」オーディションも楽しんだわけですね。ただ、勉強や部活動とグラビアのオーディションではまたジャンルが違うと思います。

パピコ 確かに(笑)。ただ、私は芸能界に対する憧れがめちゃくちゃ大きくて。出身が石川県なんですけど、そもそも私の地元では「ディズニーランドに行った」と言ったらもう勇者なんですよ(笑)。それくらい東京ってキラキラしている場所だったんです。だから、そんな憧れの世界に飛び込みたいという思いはとても強かったです。

──芸能界に憧れて石川から上京してきた、と。

パピコ それが、「東京に行きたい」と言うと家族に反対されまして。もし行くなら学費免除で大学に行ってと言われたので、死ぬ気で勉強しましたね。「何かを学びたい」ではなく「東京に行って芸能界に入りたい」というのをモチベーションに頑張りました。

──そして大学に合格し、上京して芸能界へ?

パピコ いや、それがまず東京に来たものの生活をするだけで精一杯で。学校が終わって朝までアルバイトをして……というのを繰り返していると自分の時間が作れなかったんです。この状態で事務所のオーディションに行ってもダメだろうなと思ってTikTokを始め、さらにライブ配信も始めたら、だんだんフォロワーさんも増えてお金も稼げるようになってきて。そんなタイミングで今の事務所に声を掛けていただいたというのが大まかな流れです。
AUTHOR

左藤 豊


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