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UPDATE|2023/11/12

『まどマギ』鹿目まどかから『薬屋』猫猫まで…同じ“中の人”とは思えない声優・悠木碧の声幅

声優・悠木碧が演じる猫猫のまなざしが印象的な『薬屋のひとりごと』キービジュアル (C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会



歳を重ねるにつれて低い声の役が多くなる声優は珍しくないが、悠木の場合は今でも高い声のキャラクターを演じることがある。そもそも2021年に放送された『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』(TOKYO MX ほか)のシーズン2にも鹿目まどか役として出演しており、2024年冬には最新作『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』の公開も控えている状態だ。

また『ポケットモンスター』シリーズ(テレビ東京系)ではアイリス、大人気ゲーム「ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ」「ポケットモンスター Let’s Go! イーブイ」ではイーブイに声を吹き込み、現在放送されている『アンデッドアンラック』(TBS系)のジーナもどちらかと言えば声が高いタイプのキャラといえるだろう。

そのため最近彼女が演じてきたキャラクターを知った人からは、「同じ人が演じているなんて知らなかった」という声も上がっており、演技の幅広さが再注目されている。

ちなみに悠木の声の使い分けには以前から定評があり、格闘ゲーム『BLAZBLUE(ブレイブルー)』シリーズでは、プラチナ=ザ=トリニティという2つの人格を持つキャラクターを演じたことも。まさに彼女の声幅の広さを最大限に発揮するために作られたようなキャラクターで、第三の人格であるトリニティ=グラスフィールも含めると、少女ボイス・少年ボイス・お姉さんボイスの実質1人3役を演じていたことになる。

そんな悠木は来年、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』の他にも、『逃げ上手の若君』や『夜桜さんちの大作戦』といった注目作への出演がすでに決まっている。次はどのような演技で視聴者を驚かせてくれるのか、楽しみにしていたい。

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