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UPDATE|2023/11/11

令和の完売女王・原つむぎ、保育士を目指していた女子大生がグラビアアイドルになった理由

撮影/松山勇樹


――歴史のある高校なんですか?

原 それほど芸能人の方を輩出している高校ではないんですが、今ドラマの主演を務めている女優さんも卒業しています。

――演劇の授業がメインだったのでしょうか。

原 公立高校なので、普通の授業がたくさんあって、1日2コマぐらい声楽やダンス、バレエや劇表現など、演劇系の授業でした。

――今は映画や舞台にも出演していますが、当時からお芝居は得意だったんですか。

原 今も昔も芝居は苦手です……。高校時代に出た舞台なんて、下手過ぎて絶対に観返したくないです(笑)。ただ当時から舞台が楽しいという感覚はありました。ただ演劇科と言っても、演劇関係のお仕事に就くのはクラスの3分の1ぐらい。役者になる割合は、もっと少なかったです。現役で舞台をやっている講師の先生もいらっしゃったんですけど、チケットのノルマとかが大変そうで。私も自分がお芝居をできると思っていなかったので、高校卒業後は保育士を目指して保育系の大学に進学しました。

――なぜ保育士という選択肢を?

原 一人っ子というのもあってか、小学生のときから年下の子が好きで。お姉ちゃんになることに憧れていたんでしょうね。その流れで子どもが好きだったので、保育士を目指しました。でも、いざ大学の実習で幼稚園に行くと、好きなだけじゃ難しいお仕事だなと痛感しました。

――すごく子どもに好かれそうですけどね。

原 子どもと遊ぶのは楽しいんですよ。よく、おっぱいを触られていました(笑)。でも書き物がすごく多くて、指導案や日誌を細かい字で書かないと怒られるんです。

――あまり大学生活は堪能できなかったんですか?

原 保育って短大に行く人も多いんですけど、「短大だと本当に遊べないから4年制のほうがいいよ」と言われて4年制を選んだので、ちゃんと大学生活は楽しめました。たくさんバイトをしましたし、よく遊びに行ってました。
AUTHOR

猪口 貴裕


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