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UPDATE|2023/11/11

令和の完売女王・原つむぎ、保育士を目指していた女子大生がグラビアアイドルになった理由

撮影/松山勇樹


――原さんはお笑い好きで、からし蓮根のファンを公言していますが、お笑いにハマったのもその頃ですか?

原 お笑いにハマったのは高2からで、ピークでハマっていた時期は週5でなんばの「よしもと漫才劇場」に通っていました。さらに、ファミマやアリオ、うどん屋のつるとんたんや電気屋さんなどで、からし蓮根さんが営業をするときは、できるだけ足を運んでいました。

――ガチの追っかけだったんですね。

原 そうですね。からし蓮根さんだけじゃなく、よしもと漫才劇場でやってる若手芸人さんばかり出る「翔ライブ」や、出持ちのときにチケ売りしている芸人さんが出るライブにも行ってました。M-1の予選なんて、1日に3つぐらいライブをはしごして、大学時代はお笑いとバイトに明け暮れていましたね。

――バイトは何をやっていたんですか?

原 焼肉屋さんとカラオケ屋さんで働いていたんですけど、焼肉屋さんはなんばグランド花月の裏にある「焼肉五苑」というお店でバイトをしていて。たくさん芸人さんが来るお店だったんですけど、人見知りだし、しゃべりかけるのもダメかなと思って、ひそかに興奮していました。

――保育士になる目標はどうなったんですか。

原 それが就活のときに、保育士さんの給料を目の当たりにして、土曜勤務もあるし、持ち帰りの仕事もめっちゃあるし、お子さんを預かる責任もあるし。それで、この給料だと、お金もないし、遊んだりする暇もない……と思って。兵庫県の施設で内定ももらったんですけど、大学3年生の途中からイベントコンパニオンのバイトを始めたのもあって、そっちのほうがお金にもなるので、結局、内定保留期間に辞退しました。

▽原つむぎ
1998年1月6日生まれ、兵庫県出身。大学で保育系の学科に通い、保育士と幼稚園教諭の資格を取得。キネマ旬報社主催の「グラビア・オブ・ザ・イヤー2021」で新人賞を受賞。2023年3月には写真集『つむと一緒』(竹書房)が発売。最新DVD『Simply Big』(エアーコントロール)が発売中。

【後編はこちら】令和最強ボディ・原つむぎ「大学までは異性の目を気にすることがなかったですね」
AUTHOR

猪口 貴裕


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