FOLLOW US

UPDATE|2019/09/14

AKB48チーム8・岡部麟、6年目の決意「心から楽しんで一生懸命活動したい、絶対に折れません!」

岡部麟 撮影/佐賀章広



──愛知県代表の2代目メンバーである、歌田初夏さんもSHOWROOMで「OGの方々と一緒にユニットをやりたかった」と、想いを吐露していましたね。

岡部 そうでしたね……。そうした気持ちをなぜ汲んであげられなかったんだろう? という反省もあって……う~ん、難しい! このときの気持ちはまとめきれません。(現在代表メンバーがいない県の) 県追加オーディションも決まり、チーム8が変わっていく今、もう一度2代目の子たちに寄り添って、これからについての話をしなくちゃと改めて思いました。(今年4月に開催された)5周年記念コンサートも1つの区切りになりましたが、エイトの日を境に、いろいろと考えていかなければいけないことも増えてきました。

──今年は、年の初めにチーム8の代表曲『47の素敵な街へ』がAKB48のリクエストアワー1位を獲得とうれしい話題が続いた一方、メンバーの卒業が相次ぐ、うれしさも寂しさもないまぜの5周年イヤーになりましたね。

岡部 今の状況を見たファンの方から「8、大丈夫?」という声が届いています。そう思われても仕方ないですよね(苦笑)。けれど、ファンの方が危機を感じているという空気は、私たち全員に伝わっています。そのおかげ……と言っていいかは分かりませんが「ファンの方が抱いている不安を吹き飛ばすためにはどうすればいいか?」と、初代メンバーも2代目の子も、今まで以上に、この危機を乗り越えるための案を、すごく考えるようになったんですよ。これまで、話し合いの時間を設けてもなあなあで終わることもあったので、言い方は悪いかもしれませんが、この別れはチーム8が成長するための大きなキッカケになったのかなと。

──その、危機の乗り越え方の具体的方法は?

岡部 これからは私たちが積極的に、チーム8のキラキラした姿を出して行こう! という、結論になりました。きっと今のチーム8を語るとなると、この危機の部分“だけ”を切り取られてしまい、これはドラマだ! とまとめられ、発信されてしまうと思うんです。けど私……そういうの、苦手なんです(笑)!

──ネガティブな面ばかりを強調するな! ということですね。

岡部 そうしたくなる気持ちも分かります。ただ、私たち全員は心の底から楽しもう! ファンの方にも心の底から楽しんでもらいたい! と思って、一生懸命活動しています。それがアイドルとして正しい姿じゃないですか。その一生懸命さにフォーカスしてもらえないなら、これからの活動を通して私たち自身が「チーム8、最高に楽しいぞ!」と伝えていかないと。アイドルも、応援してくださる方も笑顔が一番ですからね。

CREDIT

取材・文/田口俊輔 撮影/佐賀章広


RECOMMENDED おすすめの記事