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UPDATE|2023/12/24

『セクシー田中さん』生見愛瑠、次世代バラエティ女王が確かな演技力で体現した等身大の生きづらさ

『セクシー田中さん』(日本テレビ)公式サイトより


今作の『セクシー田中さん』に限らず、生見はそれができる。どの出演作にも共通して言えることだが、肩に力が入っていないお芝居が、視聴者にとって観ていて心地よい。

雑誌『日経トレンディ』が選ぶ「2023年 今年の顔」にも選出され、2024年も女優業をはじめ、モデル、タレントと活躍は必至。俳優としては、圧倒的な可愛らしさと美貌から、今後演じる役柄の幅に悩むこともあるかもしれない。

しかし、『セクシー田中さん』で倉橋が憧れた田中さんのように、「まわりの目を気にしすぎず、自分らしく進む」ことが生見のこれからの指標になるのではないだろうか。とはいえ、いち視聴者としては”めるる”の「かわいい」を覆す圧倒的にダークな役も見てみたいところだ。

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AUTHOR

鳥羽 竜世


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