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UPDATE|2024/03/25

『ブギウギ』「僕は君を引退させないよ」燃え尽きたスズ子に、羽鳥善一がぶつけた揺るがぬ意思

羽鳥の家・居間にて。善一と麻里にとある決断について話す福来スズ子(趣里)。写真◎NHK

趣里が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(総合・月曜~土曜8時ほか)の第122回が25日(月)に放送され、最終週となる第26週「世紀のうた 心のうた」がスタート。スズ子(趣里)は年末の男女歌合戦をきっかけに、歌手を引退すると決める。

【写真】羽鳥善一とスズ子、ほか『ブギウギ』第122回場面カット【5点】

オールスター男女歌合戦での「ヘイヘイブギ―」が大好評だったスズ子。周囲がスズ子のパフォーマンスに盛り上がる中、肝心のスズ子はどこか力が抜けた様子でもぬけの殻だ。水城アユミ(吉柳咲良)に「いつか福来先生のような歌手になれるように精進します」と言われても、気の利いた言葉が言えずにただじっと水城を見つめていた。

スズ子が浮かない様子だった理由は、歌手の引退を考えていたからだった。はな湯のお客の前で歌った日のこと、上京して”バドジズ”に苦戦し、歌をきっかけに愛助に出会ったこと。善一(草彅剛)と二人三脚でワクワクする歌を追求し続け、歌うのが楽しくて楽しくて仕方なかった日々…。

そんな過去を思い出しながら、スズ子は羽鳥家を訪ねた。「ワテ、歌手を引退しようと思います」と話し出すスズ子。「年末の歌合戦で燃え尽きた」「もうこんな風には歌われへんような気がする」…スズ子の話を聞いた善一は、怒っているとも泣いているとも言えない表情をしていた。

そして善一は「僕は君を引退させないよ」と強い意思を伝えた。続けて「君が引退するということは、今まで作ってきた歌を全て葬り去ることになる」「もしも君が本当に歌手を辞めるというなら、僕は君と絶縁します」と、スズ子に思いをぶつける。善一の気迫にスズ子は何も言えず、涙をこぼしていたのだった。

放送後、視聴者からは「スズ子が歌手を辞めることを伝えた時の羽鳥先生、鳥肌が立つくらい怖かった」「なんかわからないけどボロボロ泣いた。草彅剛って役者すごいわ…」「絶縁と言ってしまう先生、言われたスズ子。どちらも辛い」など、様々な声が集まっていた。

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