──楽しそうな学校ですね。
優雨 でも、途中で学校に行きたくなくなった時があるんですよ。虐められていたわけではないんですけど、家を出て電車に乗る前に疲れちゃって(笑)。同じところに通い続けるのが多分苦手なんです。高校は多少休んでいても大丈夫だと思って、同じように学校に行きたくない友達と公園で遊んだり、マックに行ったり。だから、たまにホームルームに出席していると「いるじゃん!」ってビックリされてました。
──卒業はできたんですか?
優雨 ある日、担任の先生から家に電話が掛かって来て「このままじゃやばいぞ」って言われて、初めて親に怒られたんです。これはまずいと思って、そこからはちゃんと学校に行きました。
──服飾の短大に進学したそうですが、元々アパレル関係に興味があったんですか?
優雨 高校に入ったときから、服飾の専門学校に行きたいと思っていて、2年生になる頃には進学したい学校は絞ってました。でも同時期ぐらいからクマリデパートとして活動もスタートさせていたので、専門学校との両立は難しいかなと思い始めたんです。でも諦めたくない思いもあったので、調べたら短期学部があることを知ったので、そこに入学しました。
──クマリデパートに入ったきっかけは何だったんですか?
優雨 ミスiDを受けた時があって、その時にスタッフの方から「サクライケンタさんって知ってる? 一回話を聞いてみて欲しい」って連絡が来て、話を聞きに行ったら「グループをやりませんか?」ってお話をいただいたんです。続けていたバイトを辞めたばかりだったこともあったし、サクライさんが楽曲制作していた大森靖子さんも好きだったので、最終的にグループに加入させてもらいました。