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UPDATE|2020/05/10

東京女子流・庄司芽生が振り返る10年(2)「1人でも欠けたら女子流の活動は終わると思っていた」

庄司芽生 撮影/山内洋枝

ガールズ・ダンス&ボーカル・グループ、東京女子流メジャーデビュー10周年記念シングル『Tokyo Girls Journey』リリースを記念して、リーダーの庄司芽生が女子流の旅路を2回に渡り振り返る特別インタビュー。2回目は女子流を大きく変えた変革期、そして最新作にして新たな女子流の船出を高らかにつげる『Tokyo Girls Journey』についてうかがった。

>>インタビュー(1)「東京女子流の出会いと武道館公演」はこちら

【画像】東京女子流の最新シングル『Tokyo Girls Journey』

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──2014年は2月に庄司さんが2代目リーダーに就任という大きな変化を迎えます。初代リーダーの山邊未夢さんからバトンを渡されたことについて、改めて経緯をうかがえればと。

庄司 未夢はすごく真面目で、リーダーとして引っ張っていくという意識が強いゆえに、自分らしさを出しきれず苦しい思いをしていたんですよ。その姿を私たちも見てきたので、なんとかして支えたいなと思っていて。そんな時にリーダーのお話をいただきました。受けたのも、私がリーダーになることで未夢が少しでも楽になれて開放的になったり、それで女子流自体もさらに良い方向に進めばいいなぁ、頑張ろう! という気持ちでした。あとは折角リーダーという役割をいただいたのであれば、何かしら自分自身にも変化があるのでは? という期待もありました。

──リーダーになることで、どんな自分への変化を期待していたのですか?

庄司 この頃もまだ、自分が思っていることを人に言わないタイプで。感情面でも女子流についての自分の気持ちも、メンバーにもスタッフさんにも伝えられずにいたんです。リーダーという、ある意味大きな立場を任せてもらえたら、自分だけの強い気持ちをシッカリ持てるんじゃないかな? と。おかげで少しずつですが、自分の言いたいことを言えるようになってきました。

AUTHOR

田口 俊輔


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