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UPDATE|2020/08/16

秋元才加が語るハリウッドデビュー「急に主張の強い女になりました」

秋元才加


──では、映画出演にあたって『山猫は眠らない』シリーズを見返したときにどんな感想がありましたか?


秋元 正直、普段自分からは見ないジャンルだなって思いました。このお話をいただかなかったら触れなかったかもしれません。最初、この話が決まったよって聞いたときに、父親とか周りの映画好きな男友達は“おー!”ってテンション上がってたんです。“トム・ベレンジャーって『プラトーン』の人じゃん、すごいよ”って言うんですけど、(AKB48時代の)同期のメンバーは“何それ?”“何『山猫』って?”って言われました(笑)。

──(笑)。スナイパーの作品ですし、あまり女子が観る映画ではないかもしれません。


秋元 そうなんですよ(笑)。しかも、刺さる人にはすごく刺さるみたいな作品じゃないですか。ハリウッド作品第1作目が渋いところを行く『山猫』って、すごく私っぽいなって思ってます。

──確かに渋いです(笑)。


秋元 今までも『ウルトラマンサーガ』『牙狼-GARO- -魔戒ノ花-』に出させていただいたり、あと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の吹き替えなどやらせていただいたんですけど、振り返ると、好きな人はめちゃめちゃ好きって作品に出させていただいてるなと思ったんです。なので、こういう機会はすごく大切にしなきゃいけないし、参加した作品に対して自信を持っていいんだなってすごく感じましたね。

──AKB48時代のユニット、DiVAも好きな人はすごく好きじゃないですか。


秋元 そういう感じです。通だね〜って感じです(笑)。なので『山猫』という作品は、ある意味私らしいなと思ってます。

※インタビュー後編「封印していた目力のリミッターを外しました」はこちらから(後編は16日(日)12時公開予定です)


▽あきもと・さやか
1988年7月26日生まれ。千葉県出身。2006年2月にAKB48の2期生として加入。13年8月にグループを卒業して以降、女優として映画、ドラマ、舞台に出演する傍ら、テレビ番組のMCを務めるなど幅広く活躍している。

▽『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』
ストーリー:外交官が何者かに暗殺された事件。狙撃兵ブランドン・ベケット(チャド・マイケル・コリンズ)は容疑者として疑われてしまう。CIAと、彼の命を狙う集団から追われる身となったブランドン。逃げまどい向かった先は、狙撃兵を引退した父・トーマス・ベケット(トム・ベレンジャー)が生活する山小屋。ブランドンはトーマスにこれまでの顛末を打ち明けて、事件解決のため協力を求めるが、そこに謎の暗殺者(秋元才加)が現れて……。
公開日:8月14日(金)
出演:チャド・マイケル・コリンズ、秋元才加、トム・ベレンジャーほか
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト:https://www.sniper8.jp/

(C)2020 Sony Pictures Worldwide Acquisitions Inc. All Rights Reserved.
ヘアメイク:中畑 薫 スタイリスト:加藤万紀子
AUTHOR

土屋 恵介


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