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UPDATE|2021/03/22

注目の若手俳優・ゆうたろうが振り返る半生「服と出会って初めて"外"に興味を持てた」

ゆうたろう 撮影/友野雄

ドラマ『青きヴァンパイアの悩み』(TOKYO MX)で桐山漣とW主演を務める俳優・ゆうたろう。これまで『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』など話題作に出演し、着々と俳優としてステップアップしている彼だが、芸能界に入る前は引きこもりだったという過去を持つ。今回、改めてその半生を振り返ってもらった。
(3回連載の1回目)

【写真11点】キュートなルックスで人気、ゆうたろう撮り下ろしショット

――まずは芸能界入りのきっかけを教えてください。

ゆうたろう 東京に上京する前は、地元広島で中学を卒業し、高校には行かずに大阪にある「サントニブンノイチ」(古着屋)で働きながらモデルの仕事を少しさせてもらっていました。「サントニブンノイチ」の原宿店がオープンするってなったときに、手伝いで東京に来ていました。そのとき、フラッと竹下通りを歩いていたら『マツコ会議』(日本テレビ)のディレクターさんに声をかけていただき、さらに同じタイミングで今の事務所にもスカウトしていただいたんです。

――ゆうたろうさんが出演した『マツコ会議』(2016年1月23日放送回)は、放送直後「あの可愛い男の子は誰だ?」と当時大きな話題になっていましたね。中学生の頃はどんな子だったんですか?

ゆうたろう 当時は俳優になるなんて思いもしなかったと思います(笑)。中1の後半くらいから学校にあまり興味を持たなくなって、自ら行かなくなっちゃったんですけど、家族も「好きにしなさい」という感じだったので、そこに甘えていて。だから、外にも出ないし、おしゃれにも興味ない。今とは真逆でした。

――古着屋「サントニブンノイチ」との出会いがゆうたろうさんを大きく変えたのでしょうか?

ゆうたろう 変わったっていう面でいったら、かなりそこが大きいです。「ゆうたろう」名義でこの世に存在する始まりのページでもありますし、僕の人格を変えてくれた場所でもあるので。今でも、第二の実家みたいなところです。


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