──映画にドラマに引っ張りだこの恒松さん。多忙な日々のなかで、どんなふうにリフレッシュされていますか?恒松 私、手芸が趣味なんです。ビーズでアクセサリーを作ったり、羊毛フェルトでチクチク小物を作ったり。最近はパッチワークもはじめました。何かを作っている時間が好きで、その瞬間はすごくリフレッシュになっています。
──作った手芸作品はどうされているんですか?恒松 自分で使っています。今日もパッチワークで作ったポーチがバッグの中に入っているんですよ。ビーズのアクセサリーも自分で使いますし、無駄にならないように実用性の高いものばかり作るようにしています(笑)。
──海外ドラマ好きでおなじみの恒松さんですが、最近観たなかで面白かった作品を教えてください。恒松 U-NEXTでは『THE IDOL/ジ・アイドル』。ヒロインを、ジョニー・デップの娘のリリー=ローズ・デップが演じています。BLACKPINKのジェニーも出ているんですよ。リリー・ローズ・デップがポップスターの役で、ジェニーは最初バックダンサーなんです。
──ジェニーがバックダンサーにいたら、すごく目立ちそうですよね。恒松 本当にそうなんですよ。ダンスが超キレッキレですごいです! そんな華やかな世界を描く一方で、センシティブなシーンも多くて結構ハードな作品。でも、すごく心に刺さるんですよね。Netflixでは、『クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝』を観ています。『ブリジャートン家』の前日譚のお話でこれもすごく面白いです。
──動画配信サービスをフル活用されていますね。恒松 配信サービスはたくさん入っています。『CINEMA SQUARE』という雑誌で、海外ドラマのコラムを書くお仕事もさせてもらっているので、面白い作品をたくさん見つけたいです。
──最後に読者へのメッセージをお願いします。
恒松 映画『Gメン』は、青春真っ只中の若い方々に観ていただきたいのはもちろん、大人の方にもぴったりの作品です。「青春っていいな」と思える内容になっています。実際に私が試写会で観たとき、年配の男性の低い笑い声がすごく目立っていました(笑)。主題歌をザ・クロマニヨンズさんにしたのも、その世代の方々へ向けたメッセージだと思います。そもそも、キャストに現役高校生が誰もいませんから。(田中)圭さんは、「俺まだ制服着るの?」と言っていて(笑)。それになんといってもあの瑠東監督の作品なので、笑えるシーンがいっぱい。友達と観てもいいし、一人で観て爆笑して帰ってもいいし。皆さんそれぞれの青春を感じていただけたら嬉しいです。
ヘアメイク:横山雷志郎(Yolken)
スタイリスト:武久真理江
取材・文 中村未来
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