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UPDATE|2023/09/03

人生何週目? 女優、音楽、勉学…マルチな才能を発揮する“天才女優”芦田愛菜伝説

『まなの本棚』芦田愛菜・著(小学館)



さらに彼女は9歳にしてレッドカーペットも経験済み。2013年に公開された映画『パシフィック・リム』では、菊地凛子演じるヒロイン・森マコの幼少期を演じていた。恐怖で泣き震える迫真の演技は、まさに大人顔負け。実際に監督のギレルモ・デル・トロはその演技を高く評価し、「彼女は年齢に関係なく、僕が仕事をしてきたなかで最高の役者の一人」と賛辞を贈っていた。

だが、芦田の凄さは演技力だけではない。例えば彼女はドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)で一躍話題となった2011年、1stシングル『ステキな日曜日~Gyu Gyu グッデイ!~』でCDデビューを果たしている。

またその1カ月後には1stアルバム『Happy Smile!』がリリースされ、「オリコン ウィークリー アルバムランキング」初登場8位を記録。1ケタ年齢でTOP10入りするのは、オリコン史上初の快挙だという。

ちなみにドラマへの出演、CDデビュー、ハリウッド進出など、これらの出来事はすべて10歳までに成し遂げたこと。今や俳優だけでなく声優やバラエティのMCなどにも挑戦しており、マルチな才能を発揮している。これだけの功績がある以上、ネット上で「人生2週目説」がささやかれるのも無理はないだろう。

一方で女優業から離れたエピソードでいうと、忙しい仕事の合間を縫って年間300冊以上も本を読む読書家としても有名。その知力は、今年2月に放送された『博士ちゃんVS池上彰 サンド愛菜と日本の今を考える3時間半SP』(テレビ朝日系)で、ジャーナリストの池上彰に「聡明な人ってこういうこと」と言わしめたほどだ。

もちろん勉学の方もおろそかにしておらず、現在は慶應義塾大学法学部政治学科に在籍していることが報じられている。

だが何よりも驚きなのは、これだけの実積がありながら、彼女がまだ20歳になっていないことだろう。つまりこれらのエピソードは、芦田愛菜という多才な女優の一面にすぎないのだ。“芦田愛菜伝説”は、まだ序章を終えたばかりなのかもしれない……。

【あわせて読む】「好きな言葉は努力です」天才子役から名女優へ、芦田愛菜の"たゆまぬ"努力との向き合い方

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