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UPDATE|2023/09/20

竜星涼や松坂桃李、堺雅人も……『VIVANT』各々の正義のために戦う“特撮”経験者たち

9月17日に最終回を迎えた『VIVANT』の予告映像(YouTubeより)



他方で、明確に特撮ファン向けのサプライズとして仕込まれていたのが、濱田岳演じる警視庁所属のホワイトハッカー・東条翔太だ。自室をグッズで埋め尽くすほどの『ウルトラマン』シリーズファンという設定だが、実は濱田自身にも深い縁が存在している。

というのも、濱田は子役時代に1999年公開の映画『ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』にて、ウルトラマンガイアに憧れる少年・新星勉役を演じていたのだ。

東条の部屋には『超時空の大決戦』の劇場ポスターも貼られており、当時視聴者の間で大きな話題に。また、同作を配信しているサブスクサイト「TSUBURAYA IMAGINATION」の公式X(旧Twitter)も「濱田岳さん演じる東条のお部屋に #ウルトラマンシリーズ のグッズが登場しましたね! もしかして今皆さんの頭の中に“何か”が過っているのでは?」と反応していた。

そして主演の堺もまた、過去に特撮作品を経験していた俳優の一人だ。下積み時代の2004年に放送された『ウルトラQ dark fantasy』(テレビ東京系)17話にて、アンドロイドの小町と愛情を育む男性・若林役を熱演している。

さらに公安の敏腕刑事・野崎守を務める阿部寛は、1999年公開の映画『ゴジラ2000 ミレニアム』に出演。こちらでは、内閣官房副長官かつ危機管理情報局のトップという肩書を持つ片桐光男役を担当しており、野崎と同じく国を守るために奮闘していた。

改めて振り返ってみると、特撮作品に参加していた俳優たちが数多く抜擢されている『VIVANT』。こうした共通点を知った上で、物語を振り返るのもまた一興かもしれない。

【あわせて読む】『VIVANT』潜入捜査官モノとしての面白さに満ちた第8話

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