三品 私はあまりSNSが得意じゃないんですけど、自分なりに頑張ったのと、1人で路上ライブもしました。最初は代々木公園でやろうとしたんですけど、告知をしてなかったので、人がいなさ過ぎて渋谷になったんです(笑)。立ち止まって聴いてくれる方もいたし、インスタライブをやってたので、それを観て駆けつけてくれた方もいて、すごく歌ってて気持ち良かったです。全部で4曲やったんですけど、アンコールもやりました。
坂元 どうにかしてツイッターを見てもらおうと思ったんですけど、普通に告知しても流れていくだけじゃないですか? なので固定ツイートはフリーライブにして、あとは、とにかく盛れた写真を載せるようにしました。普段は自撮りしか撮らないですし、いつも表情や角度が同じなんですけど、フリーライブ前はメンバーに撮ってもらったりしました。
廣川 ビラ配りもしましたね。わーすたを結成したばかりで、まだ衣装もできてない状態だった頃、DiverCity周辺でビラ配りをやったことがあるんですけど、同じお台場でやったらエモいかなと。そしたら、たまたまイベントがお台場付近であったので、やらせて頂きました。
小玉 私はデビュー当時のビラ配りは学校のテストがあって参加できなかったんです。なので初めての経験だったんですけど、もらってくださる方も多くて、その場でフリーライブに行くよって言ってくださる方もいて楽しかったです。デビュー5周年目で新しいファンを増やしていかないと今後の状況も変わってくるので、わーすたにとってターニングポイントになる日だろうなと思って頑張りました。
廣川 フリーライブ前日にも、トレンド入りを目指そうということで、メンバー全員で同じハッシュタグを使ってランダムにリプ祭みたいなことをして4位に入ったんです。
──目標を達成する自信はありましたか?
小玉 SNSでの反響も大きかったので、達成できるだろうって自信はありました。
松田 普段から「わーすたのライブに行きたいけど、気軽に行けない」という意見をツイッターで見ていたので、フリーライブはうってつけだなと。そこに通りすがりの方や、いつも来てくださるファンの方が集まれば、1500人はクリアできると思ってました。
──本番前はどんな雰囲気だったんですか?
三品 それが私、すごい失態を犯してしまいまして……。集客数が気になって、1時間置きぐらいに「今、整理券どれぐらいですか?」ってスタッフさんに聞いてたんです。本番が近づいてくるとスタッフさんも結果を濁し始めたんですけど、それを私は察することができずに、違うスタッフさんに聞いちゃったんですよ。そしたら「1500人ちょっとかな」って教えてくれたんですけど、本当はメンバーに隠しておきたかったらしいんです。でも、それを聞いた私は盛り上がっちゃってメンバーに知らせたんですよ。それを見て、隠していたスタッフさんは「あちゃー」って表情でした(笑)。本当はライブ終盤のタイミングで発表したかったみたいなんですけどね。