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UPDATE|2020/01/19

クロちゃんの超私的な2019年アイドル事件簿「息づいていた“チームKの血”」

クロちゃん



「ゆきりん=ゆうきりん」疑惑
昨年末、SUPER☆GiRLSに加入したゆうきりん(金澤有希)は26歳。スパガの前はGEMでリーダーを務めていたし、その前はAKB48の研究生だった。さらにその前は地元・北海道でローカルアイドルをしていた苦労人なんです。普通、できることじゃないですよ。今は未経験の高校生とかに混じって、一兵卒の新人として頑張っているわけですから。

おそらくゆうきりんのファンは、パフォーマンスとかルックスよりも「生き様」に惹かれているんでしょうね。「何があっても絶対アイドルを辞めない!」という確固たる意志。渋い味わいがありますよ。ゆうきりんには演歌を歌ってほしいです。もしくは『圭子の夢は夜ひらく』みたいな路線。ハマるはずだけどなぁ。

ある意味、ゆうきりんはゆきりん(柏木由紀)に近づいているのかもしれないな。奇しくもゆきりんは「30歳までアイドルを辞めません」とコメントして話題になったじゃないですか。「AKB48生え抜き」のゆきりんと「アイドル渡り鳥」のゆうきりん。その差こそあるものの、アイドルを辞めないという部分では一貫していますから。僕がみんなに言いたいのは、柏木由紀ちゃんの記事やグラビアを見たら、もれなく金澤有希ちゃんも思い出してほしいということ。本当に2人はコインの表と裏。太陽と月ですから。

チームK魂は死なず……!
今年は10年ぶりに『AKBINGO!』にも出演しました。番組の中では、これまた10年ぶりに「お尻合い」をやったんです。僕のお尻が自分の顔面に向かってどんどん接近してくる中、どの距離まで耐えられるかを検証したんですけどね。

小栗有以ちゃんが30cmくらいのところでギブアップしたりして、僕は「こんなんじゃダメだ!」って言ったんです。昔は、秋元才加ちゃんなんてストップボタンも押さずに顔面でお尻を受けとめていましたから。君たちの大先輩はチームごとに対抗意識があって、ギラギラしていた。それに引き換え、君らは温室育ちが過ぎるんじゃないかと(笑)。

若手メンバーは「そんなこと言われても……」と困惑気味でした。だけど、こみ(込山榛香)だけは「私たち、ダメダメでした」って涙を流し始めたんです。彼女は今のチームKのキャプテン。やっぱり「Kの血」が身体の中に流れていたんです。驚きましたね。初期のAKB48イズムはなくなってしまったんじゃないかと心配していたけど、それは早計でした。

CREDIT

取材・文/小野田衛


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