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UPDATE|2020/02/06

元祖”日本一かわいい女子高生”佐山彩香「グラビアは私に人生を教えてくれた」

撮影/松山勇樹(インタビューカット)、佐賀章広(写真集カット)


──DVDではいかがですか? 30本も作品を残しているので、色々あったかと思います。

佐山 DVDの撮影って写真集とはまた違った面白さがあるんですよ。物語仕立てになっているものだと、すごく変わった展開の作品があるじゃないですか。

──結構「?」が浮かぶシーンがありますよね。佐山さんもきっと「なんだったんだろう、アレ?」という場面を相当経験されてきたかと。

佐山 ありました。「これは、何をやっているんだ!?」と思ったのは、お母さんと一緒にお風呂に入っているという設定の場面で、「お母さんのオッパイ、大きいね。柔らか~い」って、なぜか私がお母さんの体を洗いながらオッパイを触るという撮影があって(笑)。

──視聴者の多くは男性ですから、それは戸惑いますね(苦笑)。

佐山 私も正直戸惑っていました(笑)。あと、私のDVDの定番場面として「お尻ダンス」という、お尻をフリフリするダンスが、毎回のように収められていて。何作ぐらい続いたのかな? もう、佐山彩香=お尻ダンスの人、というイメージがついた時期もあったぐらい。

──初期のDVDでは恒例となっていましたよね。

佐山 ただ、なぜこれが定番になったのかの理由が未だに分からないんですよ(笑)。私、特に「ダンスが得意です!」と言ったわけでもないですし、「踊りたい!」と言ったわけでもないのに、いつの間にか始まって、いつの間にか定番になっていたという……。しかも、やたら好評で、「今回はお尻ダンス、ないの?」ってイベントの度にファンの方から言われて(笑)。私にはサッパリ分からないものが思わぬ形でウケたりするって、不思議ですよね。

──改めてですが、10年という節目を迎えたタイミングで、グラビアを引退されると決心されたのはなぜですか?

佐山 実は一昨年頃には考えていたんです。10周年という節目と、30代目の前という大きな節目が見えてきた時に、「私、グラビアしかやってきてないな」と、ふと思って。時間が経つにつれて、新しい世界に挑戦するのって難しくなるじゃないですか。グラビア以外の私の可能性も覗いてみたくなってきて。早ければ早い方がいいと思い、10周年の年に引退しようと決心しました。
AUTHOR

田口 俊輔


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