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UPDATE|2023/06/16

有村昆がお悩みを映画で解決「30代半ばで彼氏ができない、このまま一生ひとりでしょうか?」

今回オススメするのは『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』(左)と『恋人たちの予感』(右) 有村昆/撮影:松山勇樹



この『恋人たちの予感』が教えてくれるのは、 女性向けの恋愛映画でも、これまでは男目線で縛られていて、なかなか視点を変えられなかったこと。それを「真逆な言葉の告白」でひっくり返したこと。

相談者さんは、37歳でどうせ私なんかと思ってるけど、それは誰かの目線で判断してませんか。彼女から見たら不満ばかりかもしれないけど、逆側の目線から見たときに、全く違う世界が待ってるんです。

この映画には、もうひとつ有名なシーンがあって、ハリーとサリーがレストランで食事をするシーンがあるんです。そこでサリーが「ほとんどの女性はセックスの時に演技をしている」という話をするんです。疑うハリーに対して、サリーはとつぜん官能的な声を出しはじめて、周りのお客さんが注目するなかエクスタシーに達してしまう…。サリーはいたずらっぽく笑って、食事を続けます。

それまでの男性脚本家には書けないシーンですよね。だって、男性は女性が演技してるなんて思いたくないから。僕も若かりし頃に、この『恋人たちの予感』を見て固定概念を覆えされました。

これも学ぶ所は同じで、見方や考え方を180度変えてみるということ。あなたが思う自分の価値と、周囲から見た価値というのはぜんぜん違ってるので、自信を持って恋愛してください、ということだと思います。

▽お悩み募集中!
有村昆さんに映画を処方してもらいたい方は、お悩みと年齢、職業、性別を明記して以下のアドレスにお送り下さい。採用された場合、当企画で取り上げさせていただきます。
entame@shoten.tokuma.com

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